サイコパスが教える今より幸せになれる「３つの方法」 第５回

前回は、一個目の方法についてご紹介しました。今回は二個目と三個目の方法について述べたいと思います。

その二
今を生きる
以前説明しましたが、サイコパスと仏教徒には共通点が多いです。
完全に一致するわけではないのですが、両者ともプレッシャーの中で冷静になり、理性的に振る舞えるのです。
研究によれば、瞑想を行うことでサイコパスの良い性質のみを体得することが容易になるそうです。

その三
感情移入しない、感情をコントロールする
常に感情移入するなと言っているわけではありません。ただ、多くの場面で感情のコントロールは利益をもたらしてくれるのです。
例えば、なぜ仕事を終わらせるのが遅れがちになるのでしょうか。研究によれば、マイナスの感情が作用しているのがこれの理由です。
仮に行動と感情を明確に分離できたなら、ストレスも減るし、より多くの業績を上げられるでしょう。
サイコパスは感情には左右されません。状況に応じて感情を取り除くことができます。では、私たちがストレスを抱えた時は、どうすればよいのでしょうか。ぜひ次のようなことを考えてみてください。「もし今の感情がなかったならどのように振る舞っているのだろうか」、「他人がどう思うのかを気にしなかったらどうのように振る舞うのだろうか」、「もし自分大した影響を与えないのならどのように振る舞うのだろうか」などです。
目の前の仕事をやりたくないと思った時、ぜひ一度立ち止まって、自分に問いただしてみてください。「いったい私はいつからやりたいと思った時だけやるようになったのだろうか。これではいけない。」そして、黙々と目の前の仕事に取り組み始めてください。この思考方法は非常にパワフルです。やりたい時だけにやるようでは、朝ベッドから起き上がることもないでしょう。信念を持って一か月仕事に取り組んでみてください。必ず変化が現れるでしょう。

今までのお話を通して、多くのポジティブなことをいわゆるマイナスの面から気づかされたと思います。ここで、おさらいをしてみましょう。
おさらい
サイコパスから学ぶべきこと。
１．物事のポジティブな面だけに集中し、後はただ実行に移すのみ。
２．今を生きる。
３．感情移入しない、感情をコントロールする。

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