" />
SSブログ
-->
- | 2014年05月24日 |2014年05月27日 ブログトップ

職場における人間関係の心理学 [就職・転職]






最近、「人間関係の心理学」という用語をよく聞くのですが、これの意味は何でしょうか。恐らく多くの方はその真意を解さないでいるのではないのでしょうか。実は、「人間関係の心理学」を理解するのは難しくありません。日常生活の中で「人間関係の心理学」はあらゆるところに存在しています。さまざまな人間関係に対応するための手法というのはいたるところに存在しているのです。

すぐに使える役立つコミュニケーションのコツを掴んで、円滑な人間関係を手に入れることは事業の成功に欠かせない重要な要素の一つです。職場の中で確固たる地位を築くためには、これから述べる能力を努力して獲得していく必要があると思います。これを通して「人間関係の心理学」はいかに重要であるのかを実感できると思います。


シーソーの法則
「人を助けることを自分の喜びとする」というようなフレーズを耳にすることがあります。人とのコミュニケーションや触れ合いというのは、シーソーとよく似ています。シーソーで遊んでいる時、片方がいつまでも高い位置にあり、もう片側がいつまでも低い位置にあるということはありません。両側が高低を繰り返すのです。実はこの過程が楽しいのです。自分は損したくない、他人に譲歩もしたくない人は、例え利益を得たとしても、喜びが少ないと思います。なぜなら、自己中心な人間は、シーソーが片方を常に上にしている状態で静止しているように、例え優位な状況にいたとしても、人との関わりからは喜びを見出せません。自分にとっても相手にとっても残念な結末になるのです。「シーソーの法則」というのは、同僚とのコミュニケーションにおいて、重要なことなのです。


ハリネズミの法則
これに関しては、次に述べるお話で説明したいと思います。二匹のハリネズミが疲れて眠たそうにしていました。寒さが厳しく、二匹は寄り添おうとしましたが、お互いのトゲが当たって安眠できません。そこで、二匹はお互いに距離を取りました。しかし、やはり寒さが身にしみたせいか、また寄り添い始めました。これを幾度と繰り返した結果、二匹はお互いにとって適切な距離を見つけました。この距離では、お互いの体温を感じることができますが、自分のトゲが相手に当たることはありません。

「ハリネズミの法則」というのは、人間関係におけるお互いの心理的な距離を説明することができます。この法則は私たちに次のことを教えてくれます。人と親睦を深めるのは大切です。しかし、人と親密であることと、お互いに距離がないこととは違います。「ハリネズミの法則」を活用して、同僚とは遠すぎず近すぎず、適切な距離を保つことを再確認してみるのも面白いかもしれません。きっとさまざまな人間関係に役立つと思います。


プラチナの法則
この法則は、アメリカでもっとも影響力のある演説者の一人で、ラジオ番組のビジネス講座の原稿作成者でもあるトニー・アレクサンドラ(Tony Alessandra)博士が提唱しました。また、彼は「The Platinum Rule」(邦文タイトルはわかりませんが、直訳して「プラチナの法則」です。)も著しています。この本の中の一番重要なフレーズはおそらく「他人からそのように接して欲しいなら、他人にそのように接しなさい」。この本の中に述べられている処世術を身に付けることで、職場の人間関係の中でプラスの作用を引き起こすことができます。さらに、これが波及して、職場以外のさまざまな人間関係をもよりよくしていくことができます。


第一印象が及ぼす効果:
社会心理学の研究成果から次のことが証明されています。初対面での印象は頭に強く残ります。人間は他人の第一印象でその人を評価する傾向があります。そして、その人とのその後の交流等で、相手の行動や言動をもとに、第一印象は正しいかどうかを検証するということを無意識にするのです。このような現象のことを「第一印象が及ぼす効果」と呼びます。実際のコミュニケーションで、相手に良い第一印象を残すことは、今後の仕事が順調に運ぶことと、仕事がより良い方向へ展開することに大きな影響を及ぼします。初めの印象がよくないと、その後に十倍の努力をしたとしても、相手の脳裏に残ったマイナスな印象を完全に取り去ることは難しいかもしれません。ですので、職場では、初対面の際は予め慎重に準備して、相手に良い第一印象を残せるように努めることは非常に大切です。

さて、職場で良き人間関係を保つにはどのようなことを気にかける必要があるかについて話してきました。「人間関係の心理学」は心理学の分野におけるさまざまな観点から人間関係を解釈している上、他の方面にも関係しているのです。自分の周りで良き人間関係を築くことができなければ、事業で成功することはできません。人間関係の心理学は私たちの成功にとって欠かせないものなのです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

ルール [就職・転職]






「ルール」というのは、集団に属する人々が共有し、遵守する制度または規則のことです。秩序のある生活、円滑な人間関係を手に入れるためには行動の基準が必要です。このような「制度」、「規則」、「基準」というのが私たちの日常生活の「ルール」です。


以下のようなおとぎ話があります。

ある日、六匹のサルが「森の運動会」に参加するために川を渡ろうとしていました。岸辺で待っていた漕ぎ手のラッコが言いました。「この舟は小型で、ルールでは最大三人までしか乗れないんです。あなた方は二回に分けて渡ることになります。」

このルールに従って、三匹のサルが舟に乗りました。

四匹目のサルは、ラッコの言うことを気にかける様子もなく、「四匹も三匹もほとんど変わらないでしょう。こんなルールは杓子定規だ。」と言って舟に飛び乗りました。「だめですよ。そんなことしたら、重量オーバーで舟が沈みます。」とラッコは手を左右に振りながら言いました。すると、五匹目のサルが大笑いして言いました。「そんなことあり得ないよ。舟が沈むなんて見たことありません。」と言って舟に飛び乗りました。岸辺にいた六匹目のサルがこれを見て、「みんなルール破ったね。岸辺でずっと待ってらんないや。」と呟きながら舟に飛び乗りました。

もともと三匹限定の舟に六匹乗ってしまいました。さて、結果はどうなるでしょうか。しばらくもしないうちに舟は沈んでしまいました。舟に乗っていたサル達はみんな舟と一緒に沈んでしまいました。

このおとぎ話が伝えたい教訓は、ルールというのは筋が通っているからルールになっているわけです。それを遵守しなければ、人を害し、自分も害してしまう。自分の属する集団に危害を与えることにもなりかねません。

日常生活では、ルールはあらゆるところにあります。大きな規模から言いますと国家の間、規模を縮めますと個人同士、その間にはさまざまなルールがあります。例えば、図書館では借覧のルール、車の運転の際には交通ルール、スポーツ競技では競技ルール、ゲームではゲームのルールがあります。個人の衣食住、学校、公共の場に存在する文章化されたルールとそうでない暗黙のルールは、私達の生活のあらゆるところで時々刻々と影響を及ぼしています。ルールがなければ、円滑な人間関係は実現できません。どんなことをするにも、筋の通ったルールを作り、それを理解し、遵守して物事を処理しなければなりません。

タグ:就職 転職
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:求人・転職

就職面接の前に知っておきたいこと [就職・転職]






みなさんはご存知でしょうか。就職面接の時、面接官達は面接を受けに来たあなたについてすでに議論をしている場合が多いのです。わが社に相応しい人物であるかどうか。わが社ではどれくらいの期間働いてくれるだろうか。など予め議論しています。

私は今まで多くの方から職場に関する悩みや不満を聞いてきました。自分の会社とは相性が合わない。同僚と関係がうまくいかない。上司が神経質である。などなどです。

しかし、彼らが離職することはありません。もしかしたら、他社は環境が厳しいかもしれないし、現職よりも待遇の良い仕事が見つからないかもしれません。おそらく、職場に関する悩みの原因の多くは、自分の望む環境に移るべきなのか、辛くても頑張って耐えていくのかというジレンマに陥っていることではないのでしょうか。

これは国にもよりますが、中華圏の一部の大企業では、強い政治と言いますか宗教的なものを感じさせる洗脳術というものがあります。ハードセルな手法、統一された作業服、壁に掲げているスローガン、着メロまでもが会社の広告。外資系であれば、手法はもっと婉曲で、独自の社内雰囲気があるのですが。

これは誇張ではないのですが、社員の気質までもが似通っていたりします。社内で使用しているネームタグをつけていなくても、同じ集団から来ているんだなと感じるときがあります。新人は心を入れ替えなければこのような集団の中に入ることが出来ません。繰り返しになりますが、就職面接の時、面接官達は面接を受けに来た受けに来た人についてすでに議論をしている場合が多いです。わが社に相応しい人物であるかどうか。わが社ではどれくらいの期間働いてくれるだろうか。など予め議論しています。このような会社に適応するのは難しいです。

例えば、転職で希望に合った会社が見つかる可能性は低いから、内定をもらった会社に厳しいルールが多くても、勇気を振り絞って足を踏み入れる人がいます。また、なんとかなるだろう、心を入れ替える必要はいらないと考えて入社する人がいます。しかし、一旦足を踏み入れると、厳しさを知ります。価値観の違う人たちとどのようにして同じ方向に向かって進めばよいのでしょうか。やはり、予め覚悟が必要だと思います。



タグ:就職 転職
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:求人・転職

欧米での就職 【就職活動中・転職希望の方向け】‏ [就職・転職]






国際舞台で活躍したいという願望で海外に飛び出す日本人は年々増えていると思います。 そこで、欧米での就職について少し書きたいと思います。

海外で就職するためには就労ビザが必要です。 自社からの海外派遣等はビザには困らないので、ここでは海外の企業へ個人が直接アプライする場合について話します。

例えば、アメリカの就労ビザの取得は非常に厳しいです。 アメリカの就労ビザを取得するには専門の弁護士を雇う必要があり、最終合計費用は日本円にして60~70万円以上します。 ちょっと信じがたいですね。 雇用主がこの金額を支払う上、時間のかかる手続きなどを弁護士とやりとりをして進めるわけですから、非常に優秀であると認められない限り雇ってくれません。 アメリカの就労ビザ申請は毎年4月から開始します。 年間1万数千人の外国籍の労働者にしか発行しません。 発行数には明確な上限があり、その上限に達すると受付はその時点で終了します。 一方、例えば留学ビザで滞在した後就労ビザに更新する場合は、手続きははるかに簡単になり、取得する可能性も大幅に上がります。 弁護士を雇う必要もなく、申請費用も圧倒的に少ないです。

この他に、カナダの場合ですと、アメリカよりは就労ビザ取得の難易度は下がりますが世界的に見るとまだまだ厳しいです。 雇用主が本国ビザを所持していない外国籍労働者を雇う場合、政府に書類を提出する必要があります。 その書類の中で、なぜ本国民ではなくこの外国籍の人間を雇うのかを文章で説明する必要があります。

EU諸国、例えばイギリスの場合ですと、EU圏内に居住していない限り就労ビザを取得できる可能性は非常に低いです。

世界で一番就労ビザが取得しやすい国は実はマレーシアなんです。

いろいろ書きましたが、転職などで海外で働きたい方はまずその国でなんらかのビザを取得した後に就労ビザに切り替えるという手法を取った方が楽です。 ビザがない状態で日本から直接アプライしていくのは極めて困難です。(自社から海外派遣は別です。)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:求人・転職
- | 2014年05月24日 |2014年05月27日 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。