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人の経歴は千差万別 [幸福]








とある友人グループがサーキット走行に遊びに行きました。全員がサーキット走行の初経験者で、興奮していると同時に少しの恐怖感もありました。

サーキット走行での楽しみと言えば、やはりスピードです。大胆な人は数周走ったら、レーシングカーが浮き上がると思えるくらいにさらにスピード出します。恐いと感じている人は、他人に追い越されてもスピードを落とそうとします。

走行後の帰り道では友人らはサーキットについて議論をしていました。ある人は今日の走行で風がはせ稲妻が走るような感覚を味わえたと言いました。もう一人は、まだまだスピードが不十分だと言いました。それを聞いた残りの人たちは笑いました。スピードが不十分だと言った人は友人らの中で走行が一番速かった人で、風がはせ稲妻が走るような感覚があったという人はみんなの中で一番遅かった人でした。

滑稽に思えるかもしれませんが、よく考えてみると、スピードが不十分だと感じた人はどんどん速く走ろうとスピードを上げようとします。一方、風がはせ稲妻が走るような感覚があった場合、それ以上速度を上げようとはしないでしょう。

人の経歴は千差万別です。そして、感覚も千差万別です。いつも辛いと感じている人は世の中で一番辛い人だとは限りません。順風満帆だと感じている人は最も成功している人だとも限りません。人生を振り返ってみますと、感情が急激に高まったりする人は平坦な道を歩んできた人なのかもしれません。手に汗を握るような経験を多くしてきた人は、いつも平然としています。いわゆるさまざまな感覚を覚える人は人生経験が少ない人なのかもしれません。

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