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無意識に自分の印象を損ねている「5つの習慣」 [就職・転職]






人は無意識のうちに周りにメッセージを送っています。自分では気付かないのですが、周りは気づいているのです。スピーチのコーチであり、“Power Cues: The Subtle Science of Leading Groups, Persuading Others, and Maximizing Your Personal Impact.”の著者であるニック・モルガンはこのように言っています。「人は目が合っている時、お互いの考えていることを読み取ろうとします。人は味方と敵からでるシグナルを読み取る能力を生まれつき持っていまし。これは相手からの敵意を察したり、集団の中で誰がリーダーであるのかを決めるために備わっている能力です。」

あなたは周りにどんなシグナルを送っていますか。今回は、あなたが無意識に自分の印象を損ねている何気ない行動について書いていこうと思います。


ミーティングの準備
重要なミーティングの準備をする時、どれくらいの時間を話す内容の準備に使っていますか。そして、どのくらいの時間を自分のメッセージを伝えるためのボディー・ランゲージに使っていますか。モルガン氏によると、プレゼンテーションのプロフェッショナルのほとんどが後者には時間を割いていません。実はこれでは、かなりの損をしているのです。

モルガン氏はこのように語っています。すべての会話は二種類の会話を伴って、ボディー・ランゲージは話す内容よりも重要です。例えば、ボディー・ランゲージに気を払っていなければ、プレゼンテーションの話す内容は準備したが、話している最中に前屈みになったり、口調がモノトーンだったり、気力が感じ取れなかったりします。そして、同僚はあなたの話の内容よりも情熱のなさに気を向けがちになります。


猫背
モルガン氏はまた、初対面から30秒間の身の振る舞い方で相手への印象が決まるのだと言っています。最も良くない姿勢の一つは猫背で、つまり、背中が丸まり、頭部が前に押しやられた状態です。これは一日中パソコンで仕事をしている人によく見られるのですが、周りに自分は小さい存在であるという印象を与えてしまうのです。もし頭をスマートフォンに近づけたり、あるいは、考え事で頭を垂れていたりしていれば、惨めや軽鬱という印象を周りに与えてしまうのです。


会話に対して背を向ける
モルガン氏によれば、有能な人間はどのように表情をコントロールすればよいのかを心得ています。そして、彼らは穏やかで興味津々といった表情を簡単に作ることができます。しかし、いわゆる本音というのは人の細かい顔つきや仕草から漏れてしまうものです。体は知らず知らずのうちに感情を外に出してしまうのです。そして、人間はそのように発せられた信号に気がつきやすいのです。

上司や同僚に退屈、じれったい、仕事に関心がないといった印象を与えてしまう行動の一例は会話の中に入らずに背を向けることです。同様に、話している人から距離を置いたりすることは逃げようとしていることを暗示してしまいます。


声のコントロール
モルガン氏によれば、私たちは声の力を甘く見ているのだそうです。深みがあり、響きのある声の持ち主は、威厳のある印象を与え、グループのリーダーに選ばれる可能性が高いです。一方、か細く、こもった声でいつも話しているのなら、 魅力が感じられず、もどかしいと感じてしまいます。プレゼンテーションをやりこなしている人でも声について考えおらす、どのように声をコントロールすればよいのかも教わったことがありません。例えば、重要なプレゼンテーションやミーティングのような緊張した場面では、自分の声が普段と違って、か細く弱々しい声になりがちです。このような場面では、女性はより高い声になりやすく、男性はより低い声になりやすいです。このような時は、事前に座ったり立ち上がったり、深い腹式呼吸をしたりして、緊張を緩和しましょう。自分の声が情熱がこもった時に高くなり、威厳のある口調の時には低くなるように調節することで「リーダーシップのある声」が培われるのです。


回りくどい話し方
印象を損ねるもう一つの行為はうまいストーリーが作れないことだとモルガン氏は言っています。研究によりますと、うまい話ができることは大きなメリットになるのだそうです。これができれば、聞き手に期待を与え、そして聞き手の脳を自分と同期させることができるのです。残念ながら、ほとんどの人はうまい話が作れませんとモルガン氏は言っています。まわりくどかったり、細かい内容にこだわったり、話の結論が長すぎたり、話をするタイミングが悪かったりといろいろ挙げられます。人間というのは、聞き手の興味を引くことができると自分を過大評価してしまいがちなのです。


以上、無意識に自分の印象を損ねている習慣について書きました。いかがでしたでしょうか。ぜひ、仕事や日常生活の中でもこれらの習慣が身についていないかどうかをチェックしてみてください。


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